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ベジアナの農ライフ研究所

チャンネル登録者数 965人

247 回視聴 ・ 11いいね ・ 2022/12/24

ベジアナの畑のちからSDGsラジオ!うんこは資源!究極の循環型堆肥。ウンコロジー入門。すべての命は排泄と摂取の循環の仲間ノグソフィア主宰・伊沢正名さん

ベジアナの畑のちからSDGsラジオ!うんこは資源!究極の循環型堆肥
ウンコロジー入門
すべての命は排泄と摂取の循環の仲間ノグソフィア主宰
糞土師@伊沢正名(いざわ まさな)さん
1950年 茨城県生まれ
20歳で自然保護運動を始め、「本当の自然保護」とは何かを考える中で、
23歳のときに、菌類・キノコが動物のフンを分解して、土に還ることで循環する働きを知って、ウンコの存在に注目。
本来、土に還るべき大便が、自然のサイクルから排除されていることに疑問を感じ、1974年、24歳のときから、信念を持って「意識的野ぐそ」を始める。
キノコ、コケ類専門の写真家として、14冊もの写真集や本を出版したのちに、
40歳で、葉っぱで拭き水で清める「伊沢流インド式野糞法(正しいノグソのしかた)」を確立。
56歳で写真家を辞め、糞土師を名乗り、糞土研究会を設立。
2007年から野糞跡掘り返し調査をして、ウンコの分解過程と新たな命の誕生を解明。
糞土研究会「ノグソフィア」を主宰されています。
主な著書・共著書
『キノコの世界』 あかね書房
『日本のきのこ』 山と渓谷社
2008. 『くう・ねる・のぐそ』 山と渓谷社
2013. 『うんこはごちそう』 農山漁村文化協会
2017. 『葉っぱのぐそをはじめよう』 山と渓谷社
2019. 『ウンコロジー入門』 偕成社

糞土研究会「ノグソフィア」HPより
じつはウンコは、大切な命の源=地球の宝であり、時にはとてつもない力を発揮する素晴らしいものなのです。
本物のエコロジー=地球にやさしいとはどういうことなのか、また、生き物として人の生活はどうあるべきかなどについて、野糞歴47年の糞土師が、ウンコや野糞を通して発言していきます。さらに、正しい野糞の仕方やその楽しみなども紹介します。
偏見を捨ててウンコを科学し、野糞を哲学して、本物の豊かな生活を目指すのが目的です。

Q、なんでお話を伺おうと思ったか
江戸時代~昭和初期まで、人の糞は「畑の肥やし」。
「金肥」という言葉がある。江戸時代、人口が増えて農業が盛んに、「肥やし」がお金で取引。
牛や馬の家畜のフン、イワシなど魚の骨、アラ、人の糞尿も肥料。
人の多い都市近郊の農村では,人の糞尿を下肥として購入した。
金肥価格が高騰すると,農民は値下げ運動をおこし,商人の家の打ちこわしまでしたほど。フン=土づくりに欠かせない希少な肥料。

いま、農業の世界=酪農や和牛の畜産農家=牛ふん堆肥、トリの鶏ふん堆肥
でもうまく近隣の畑の農家とマッチングできれば、牛ふんは=窒素リン酸カリ=「宝」に=行き場がないと産業廃棄物
循環型の社会、経済、農業 家畜のふん=大きな問題
畜産農家にとっても、大量の牛のフンを毎日集めて掃除、堆肥小屋に移動、発酵
大変な労働力。広い牧場があれば放牧できる。
全国で放牧している農家は10~15% 牛のふんの問題をテーマ。
85%~90%は牛舎で飼う=牛糞たい肥を、ほかの農家の畑にまかないと行き場がない。

食べ物のこと考えるなら=出すもののこと=排泄の問題を考えよう。

Q なぜ糞土師になったか? 
糞土思想って何?
A 本当の自然保護って何か・・・
『カラー自然ガイド きのこ』(保育社)という本で、動物の死骸やウンコを分解して土に返す菌類の役割を知り、菌類の働きを守ることこそが本当の自然保護になると学んだ。

Q 課題は? やれる場所選び? 分解する時間 
Q ルールは?(穴を掘るなど、枯れ枝、1年間)

JA世田谷目黒がお送りしている「畑の力らららラジオ」
伊沢正名さんのリクエスト曲は
森山直太朗/「うんこ」
なぜこの曲を?
直太朗さんは、私の講演会に何度か来ていただき、タモリ倶楽部に出たときも一緒でした。

Q 課題は?
正しいのぐそとは。のぐそにも流儀がある。
巻き物登場~~
「場所選び、穴掘り、葉でふき、水仕上げ、埋めて目印、年に一回」

PRまたは告知
『くう・ねる・のぐそ』 、『うんこはごちそう』、『葉っぱのぐそをはじめよう』、『ウンコロジー入門』などのぐそに関するご本
ノグソを科学的に、哲学的に考える糞土研究会「ノグソフィア」HP

ノグソをみんなでやりましょうという話ではない。
社会運動の一環。社会生活におけるルールは重要。ご自身でも取り決めがある
伊沢さんのアクション=わたしたちの暮らしを考えるきっかけになることが大事。
登山、ハイキングする人は、「お花摘み」
モンゴルで野ションを経験したこと思い出しました。
遊牧民はそもそも草原にする、正式なスタイル
広大な面積に、人がときどきする、適正規模なら環境負荷にならないのかも

この番組(音声)は、2021年の1月にJA世田谷目黒の提供により、
エフエム世田谷で「ベジアナの畑のちから・らららラジオ」と題して放送しました。

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